"無畏"で終わる言葉

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言葉善無畏
読みぜんむい
品詞名詞
カテゴリ
意味

(1)真言七祖の第三、真言八祖の第五( 637~ 735)。
東インドのオリッサ国の王子とも、中インドのマガダ国の王子ともいわれる。
王位を捨てて仏門に入り、ナーランダー寺(那爛陀寺)の達磨掬多(ダルマキクタ)から密教を学ぶ。
師の勧(スス)めで、 716(霊亀 2)80歳のときに中国唐の都長安に入り、玄宗の信任を受ける。
『大日経(ダイニチキョウ)』(7巻)・『蘇婆呼童子経(ソバコドウジキョウ)』(3巻)・『蘇悉地経(ソシツジキョウ)』(3巻)などの経典を漢訳し、また彼の講述は一行(Yixing)(イチギョウ)が『大日経疏(ショ)』として筆録。
金剛智(Vajrabodhi)(コンゴウチ)とともに中国密教の基礎を築く。

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言葉四無畏
読みしむい
品詞名詞
カテゴリ
意味

(1)無畏とは「畏(オソ)れはばかることなく説法する仏の境地」で、以下の四つの要素があるとされる。
<1>総持不忘(ソウジフモウ):自分が聞いた総(ス)べての教えをしっかりと記憶して忘れないこと。
<2>尽知法薬(ジンチホウヤク):医者が患者の病気の種類や症状の軽重に応じて薬の処方を変えるように、衆生(シュジョウ)の機根(キコン)・欲望・性質・心の持ち方に適応した教えの処方を知り尽(ツク)くしていること。
<3>善能問答(ゼンノウモンドウ):「善(ヨ)く」とはその場限りのごまかしではない真理に従ったということ、「能(ヨ)く」とは相手の能力にあわせてということで、質問や反駁(ハンバク)に答える態度。
<4>能断物疑(ノウダンモツギ):いろいろ異なる解釈や疑問を、慈悲に徹(テッ)することで断案(ダンアン)をくだすこと。
「菩薩(ボサツ)の四無畏」,「仏(ホトケ)の四無畏」とも呼ばれる。

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