"外郎"から始まる言葉

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言葉外郎薬
読みういろうぐすり
品詞名詞
カテゴリ
意味

(1)江戸時代、相模国(神奈川県)小田原名物の小粒の丸薬。
中国元朝(ゲンチョウ)の礼部員外郎であった陳宗敬(延祐)が室町時代の応安年間(1368~1375)に日本に渡来し、博多に住んで透頂香(トウチンコウ)という薬を創製した。
この薬は苦味があり香気が高く、痰(タン)をきって口臭を除き、口中を爽やかにし胃熱を除き、頭痛にも効能があるという。
その子陳宗奇が京都に移って外郎家と称して代々医薬を業とした。
戦国時代に外郎家が北条氏綱に献上してから、小田原の名物となり、「外郎(ウイロウ)」とも通称されるようになった。

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言葉外郎餅
読みういろうもち
品詞名詞
カテゴリ
意味

(1)菓子の一種。
米の粉に、水・砂糖などを練り合わせ、蒸籠(セイロ)で蒸し、羊羹(ヨウカン)のように四角に切ったもの。白砂糖を用いた白外郎、黒砂糖を用いた黒外郎や、抹茶(マッチャ)・蕨粉(ワラビコ)・肉桂(ニッケイ)などで風味をつけ着色したものなど種々ある。
名古屋・山口・小田原の名物。
単に「ういろう(外郎)」とも呼ぶ。

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