(1)モンゴルのオルホン川(Orhon Gol)上流右岸にあったモンゴル帝国の首都。 13世紀初め、1235年第2代オゴタイ汗(太宗)が首都を建設し、グユク汗(定宗)、マンゲ汗(憲宗)が都し、約20年間東西交通の中心として栄えた。方形の城をなし官庁街・商人街・大寺院があった。 1264年フビライ(世祖)が大都(現在の北京)に遷都したのち、地方都市にすぎなくなった。