頭文字造語法とは、複数の単語の頭文字を取り出して行なうネーミング造語法で「アクロニム(acronym)造語」とも呼ばれています。
この方法でネーミングをする場合、原型となる言葉はどれだけ長くても構いません。
逆に、様々な単語を組み合わせることによって名前に味わい深さが与えられ、面白くする効果もあると言えるでしょう。

頭文字造語法

内容

頭文字造語法とは、複数の単語の頭文字を取り出して行なうネーミング造語法で「アクロニム(acronym)造語」とも呼ばれています。 この方法でネーミングをする場合、原型となる言葉はどれだけ長くても構いません。 逆に、様々な単語を組み合わせることによって名前に味わい深さが与えられ、面白くする効果もあると言えるでしょう。

(1)語感(音だけでイメージがつかめる)言葉を選ぶ。

(2)足し合わせる言葉は出来るだけ短いもの選ぶ。

(3)意外性やインパクトのある言葉を選ぶ。

特に語感は重要です。
ネーミング造語法の例は以下のようなものになります。
気を付けるポイント

(1)名前を区切るとそれぞれの言葉の商標確認が必要

(2)一般的な名詞は著作性が認められないことがある

特許庁の商標審査基準ではスペース、「・」、「-」などで区切ったり、文字サイズを大きく変える、2段に分けて表現すると別々のネーミングとして取り扱われますので注意が必要です。
事例

例えば、地域気象観測システムの「AMEDAS(アメダス)」。 これは「AUTOMATED METEOROLOGICAL DATA ACQUISITION SYSTEM」が原型です。 結果「雨」とも見事にかかった面白みのある響きとなり、天気予報ではすっかりお馴染みの名前になりました。 誰かが、ポツリと「雨だす」と宣言をしているみたいで、ちょっと可愛らしい印象もありますよね。

また、朝日新聞社が発行している「AERA(アエラ)」という雑誌。 これは「ASAHISHINBUN EXTRA REPORT&ANALYSIS」が原型となっている名前です。 頭文字造語法を用いた結果、インパクトが抜群で記憶に残りやすく、真面目な印象も窺えるネーミングに仕上がっていますね。

それから、鉄道会社の「JR(ジェイアール)」。 既にご存知の方も多いと思いますが、これは「JAPAN RAILWAYS」から来ている名前です。 小さなお子さんからお年寄りまで読みやすく、覚えやすい、しかも言いやすい名前となっており、私達の生活の中に密着した鉄道にふさわしいネーミングであると言えるのではないでしょうか。

なお、ネーミングとは少し異なるかもしれませんが、挨拶の基本として小学校ではもちろん、社会人になってからもしばしば用いられる「おあしす運動」。 これは「おはようございます・ありがとうございます・失礼します・すみません」の頭文字を取ったものです。 今や、最初に誰が言い出したのかも分かりませんが、これぞまさしく頭文字造語法の元祖と言えるかもしれませんね。 この他、テレビでよく見かけるアイドルグループやロックバンドグループ、漫才コンビなどの名前の中にも、頭文字造語法を用いたものが多くあります。

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